寄木細工と木象嵌の違いは何?それぞれの特徴をチェック!
伝統工芸品の一つに寄木細工がありますが、同じように木材を使って作る工芸品に「木象嵌」というものがあります。寄木細工も木象嵌もそれぞれ違った魅力がありますが、どのような特徴があるのかわからないという人も多いでしょう。今回は寄木細工や木象嵌の特徴とその魅力についてご紹介いたします。
寄木細工とは?
寄木細工というのは様々な種類の木材を接合させて、異なる模様を作っていき、形にしていくものです。
寄木細工は使用する木材の色合いの違いによって様々な雰囲気の作品ができるので、同じデザインで作ったものでも少しずつ印象が異なるのが大きな魅力です。
また、寄木細工はデザインも豊富なのが魅力で、幾何学模様を中心としながら様々な雰囲気を楽しむことができます。同じデザインでも木の色によって受ける印象が大きく異なるのが面白いポイントです。
職人が一つひとつ丁寧に仕上げており、お皿やコップなど幅広い商品があるので日常生活で役立てることができます。
木象嵌(もくぞうがん)とは?
木象嵌というのは「嵌」という漢字が入っていることからもわかるように、板にミシンノコギリなどを使って絵柄を入れ、そこに同じ形にカットした違う色味の木材をはめ込んで絵として仕上げることで作られます。
嵌めるパーツと土台となるパーツは同じ形に切り抜かなければならないので、職人の熟練した繊細な技術が必要とされます。土台の切り抜きの大きさが小さいときれいにはめ込むことができませんし、逆に大きいと今度はゆるくなって見た目がきれいに仕上がりません。
現在では木象嵌の職人も減っており、非常に貴重なものとされています。
今回は、寄木細工と木象嵌の違いについて紹介してきました。作る工程や作り方が違うものではありますが、どちらも繊細な技術が必要とされる人気の伝統工芸品です。また、様々なデザインがあるのが大きな魅力でもあるので、自分の好きなデザインの商品を見つけるのも楽しいものです。
素敵な伝統工芸品を見つけて、日々を鮮やかに彩りましょう。箱根にある金指ウッドクラフトは寄木細工のギャラリーを店内に設けています。形やデザイン、大きさ、雰囲気の異なる寄木細工の中から、お気に入りの一点を見つけてみてください。木の個性、木の存在感を味わえる商品ばかりですので、きっとご満足いただけるかと思います。
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高品質な寄木細工をお求めの方は金指ウッドクラフトへ
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